2025年夏、日本で流行している新型コロナウイルスの変異株です。
ニンバス株の特徴
- 最も特徴的な症状として、「カミソリを飲み込んだような」と表現される程の強い痛みが多くの患者で報告されています。
- 従来の株よりも感染力が強く、過去の感染やワクチンで得られた免疫をすり抜けて感染する「ブレイクスルー感染」が起きやすいとされています。
- 発熱や咳、鼻水、頭痛、体の痛みなどの症状がみられます。初期の変異株と比べて、味覚・嗅覚障害は比較的稀です。
- 現時点では、他の流行株と比べて特に重症化リスクが高いという報告はありません。しかし、高齢者や基礎疾患のある方は注意が必要です。
感染対策
- 新型コロナウイルスは5類感染症に移行しているため、行政による一律の就業制限や外出自粛要請はありませんが、感染が疑われる場合は、厚生労働省が推奨する「発症後5日間は外出を控える」といった行動を参考に、周囲への感染拡大を防ぐことが重要です。
- 手洗い、うがい、換気、混雑した場所でのマスク着用などを改めて徹底することが、感染予防につながります。